事業で資金を得るためのファクタリングですが、必要であるため繰り返し利用する会社も多いです。
その中には、ファクタリングをやめたいと考えている会社もあります。
なぜファクタリングをやめたいのか、やめるにはどうすれば良いのかを解説していきます。
やめたい理由のほとんどが手数料が高い事
会社経営者のほとんどは、手数料が高すぎることが原因で、ファクタリングをやめたいと考えます。
ファクタリングを利用するためには、売掛金の一部を手数料として支払わなければいけません。
手数料は割合で決まりますが、契約内容次第では2割~3割程度になる事もあります。
手数料を支払ったら、利益が残らないという事もありえます。
なので手数料をそのまま利益にできたら良いと考える経営者は、ファクタリングをやめたがります。
売掛先に早めに支払いをしてもらう
ファクタリングは、資金が早く必要なので利用します。
売掛債権が現金になる期日を待っていられないわけです。
なので早めに資金を得る事ができたら、ファクタリングを利用せずに済むかもしれません。
そのためには売掛先に相談して、早く支払ってもらう必要があります。
普通は売掛債権を使うけれども、経営が厳しい事を伝えたら、早めに支払いをしてくれる取引先もあるでしょう。
支払いをしてくれないと諦める前に、相談してみた方が良いです。
ファクタリング会社や契約内容を変える
ファクタリングの手数料が高すぎてやめたいのであれば、ファクタリング会社を変えてみるのも良いかもしれません。
手数料の割合は、ファクタリング会社によって違います。
なので別の会社を利用したら、毎回の手数料支払が安くなる事はありえます。
また二者間ファクタリングの契約をしている場合は、三者間契約に乗り換えるのも良いです。
売掛先を巻き込む事になりますが、三者間の方が手数料が安いので、負担を減らせるかもしれません。
まとめ:やめるのは中々難しいファクタリング
ファクタリングは、まとまった資金があれば簡単にやめられます。
けれど経営が上手くいかず、ファクタリングをやめられない会社は多いです。
どうしてもファクタリングをやめたいのであれば、周囲の協力を得なければいけないでしょう。